当店のこだわり
「髪処べーしっく」
祖母より父・母、そして自分と3代に渡って理容業を営んでおります。
祖母は、秋田県横手地方から北海道日高地方様似町に理髪店を開設しました。また、祖母の妹もお手伝いとして同じく秋田県から北海道様似町に移り住み、「長谷山理容院」の名称で営業しておりました。
祖母は昔から革新的な人で、当時(1930年頃)北海道では珍しい電気パーマ(電髪)も導入しようとしていました。(ただし、機械の扱いに難儀していたそうです 笑)
祖母から父の代まで伝わっているモノに、今ではなかなか入手が困難なカミソリを研ぐ砥石・研磨剤があります。(今は、カミソリも替刃式で使い捨てとなっており、研ぐ機会はほとんどありません。)
そして手作りのブラシ。
水牛の角でつくられたコーム類は、残されています。
初めは白っぽいコーム(くし)は、年月とともにアメ色になってきます。
頭皮の脂を吸収していく中で使い続けていくと、キレイなアメ色に変化していきます。
ブラシも手作りで、見た目は武骨ですが、手に馴染んでくるものです。
先代から受け継がれていく道具を使っていくと、自分の心までその意志を感じる事があります。
店主からのご挨拶
理髪の仕事を志業と定め、気がつくと自身も60歳という暦を迎えていました。
ご来店される
「10代~20代」のお客様には「理容の仕事を介しての未来の成長へのお手伝い」
「30代~40代」のお客様には「活力と人生をエンジョイしてもらえる様な技術」
「50代~60代以上」のお客様には「癒しと次への新たなチャレンジのサポート」
をテーマに、日々お客様と向き合っています。
特に2020年からのコロナ禍において、店名の「べーしっく」の由来でもある、理容業の「基本・原点」を守りながら、髪を切ることでお客様の運気アップにも貢献できたらと願っています。